この記事は、私が勝手に妄想している、堂本光一さんに演じて欲しい役について書いています。最近、伊坂幸太郎さんの『AX(アックス)』を読みました。伊坂幸太郎さんの著書は、いくつも映像化されています。
『AX(アックス)』が映像化されるとしたら、主人公の兜を光一さんに演じて欲しいです。
スポンサーリンク
『AX(アックス)』あらすじ
主人公の兜は、昼間は、文房具メーカーの営業マンであり、子煩悩な、恐妻家です。しかし裏の仕事は、凄腕の殺し屋なのです。
兜の過去は、あまり語られないのですが、子供の頃から不遇な境遇で、親から愛情を受けることもなく、暗くて孤独な裏道を歩いて、やっとありついた仕事が、殺し屋でした。
殺しの仲介者は、医師であり、兜は医師から手術(=殺し)を依頼されます。妻と子供との幸せな生活から、次第に殺しに抵抗を覚える兜。しかし、この稼業から足を洗うのは容易ではありません。しかたなく兜は、悪性の手術(=悪人を殺す)を選択します。
一方、家では、一人息子との関係も良好で、妻に対しては、常に顔色を読み、機嫌を損なわないように細心の注意を払っています。穏やかで幸せな生活の中で次第に「他者の命(幸福)を奪ってきたものが、幸福になれるのか?」という兜の心の声が、殺しから足を洗う決断に向かわせます。
遂に兜は手術(=殺し)をやめる選択をするのですが、その結末は?
堂本光一さんに兜を演じて欲しい!
主人公の兜は、家庭では、庭にできたスズメバチの巣を自ら駆除するなど、良き夫、良き父親であり、悪性の手術(悪人の殺し)のすぐ後で、息子の学校の三者面談に行ったり、息子の同級生の父親とパパ友になって喜んだり、取引先の警備員さんの相談に乗ったりします。一方、殺しの腕は超一流で、敵が複数でも、平然と片づけてしまうのです。昼の顔と殺しに向かうプロの顔とのギャップが魅力です。
また、兜は、妻と出会うまで、愛情とはかけ離れた生活をしていたので、妻をとても大切にしています。それは、物語の終盤で、兜が書いていたノートでもよくわかります。ノートは、妻の機嫌を損ねないためのマニュアルで、妻に対してどう振舞うべきか、考え方から対応策まで細かく研究し、書かれています。兜のコミカルで不器用な愛情が、よくわかります。
ブンブブーンなどバラエティの光一さんと『Endless SHOCK』にストイックに向き合う光一さんは、ちょっと兜に似ているかもしれません。
『AX(アックス)』は、まちがいなく映像化されるでしょう。40代になった光一さんなら年齢的にもピッタリだと思うのでぜひ、光一さんに兜役をお願いしたいです。
まとめ
今回は、私が勝手に妄想している、堂本光一さんに演じて欲しい役『AX(アックス)』の兜について書きました。光一さん主演の映画かドラマにして欲しいです。
『AX(アックス)』ネタバレになるので、あまり書けませんが、実は衝撃の展開になるのです。物語のラストに、兜と妻との出会いのシーンが書かれていて、『AX(アックス)』の余韻に浸りながら、再度、兜と妻とのやりとりを読み直しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
アクセスランキングに登録しています。
ポチっと押していただけたら、うれしいです。
♥おすすめ記事