この記事は、「日経エンタティメント11月号」の『エンターティナーの条件』の感想を書いています。
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ジャニーさんの後継者から落選?
ジャニーズ事務所から「タッキー&翼解散」、「滝沢秀明くん(以下タッキー)芸能界引退、ジャニーさんを手伝い、裏方へ」、「今井翼くん事務所退所」が発表されたのは、まだ記憶に新しいところです。
「タッキー&翼解散」「滝沢秀明芸能界引退」「今井翼事務所退所」
その後の報道やネットニュースでは、ジャニーさんの後継者から光一さんが落選したとの内容が、流れたりしました。
今回、『エンターティナーの条件』では光一さんはこのことに触れています。
光一さんは「もともと、立候補していないのに、落選するか?」と笑い飛ばし、世間が大きく騒いでいましたが、ジャニーズのタレント内では、冷静に受け止められていると語っています。
触れると波風が立ちそうなので、あえて触れる必要のない問題ですが、きちんと自分の気持ちを伝えるところが、光一さんらしいところでしょうか。
先輩タレントが後輩タレントを教える
ジャニーズ事務所のタレントの数が多くなり、これまでジャニーさんが、一手に引き受けていた演出を、デビューするグループさえ受けることができなくなったことを嘆いている光一さん。
エンターティメントをジャニーさんに直接叩き込まれた光一さんたち先輩タレントが、後輩に伝えて行くことがベストであると考えているようです。
先輩のバックで踊るジャニーズの伝統は、まさしく先輩が後輩を導く最たる指導と言えるかもしれません。
タッキーが、それが天職のようにJr.の面倒を見、その育成に取り組んでいることを、光一さんを含む先輩タレントさんも十分に理解しています。
だからこそ、光一さんは、タッキーを全力で応援して行くと明言しているのでしょう。
『ナイツ・テイル』失敗すれば『SHOCK』に傷がつく
光一さんが『ナイツ・テイル』に出演することに、反対した関係者がいたこと、失敗すれば『SHOCK』にも傷がつくと言われたことを明かしています。
STAGE navi(ステージナビ) vol.22 ★【表紙】堂本光一&井上芳雄『ナイツ・テイルー騎士物語ー』 (NIKKO MOOK TV naviプラス)
私は、井上芳雄さんと比較されることを関係者が危惧したのではないかと感じています。
今回、『ナイツ・テイル』の舞台で、芳雄さんをはじめて観て、その声量、美しい歌声、歌唱力、容姿に圧倒され、すごい才能を観たと感じました。
芳雄さんとW主演で同じ舞台に立つことのリスクは計り知れなかったのではないでしょうか。
どうしても二人が比較され、芳雄さんに軍配が上がることを、関係者は懸念されたのではないかと思うのです。
芳雄さんの舞台で歌う姿を観た今、関係者の気持ちもよく理解できます。
しかしそれでも『ナイツ・テイル』を観て、光一さんが芳雄さんに負けているとは、少しも思いませんでした。
確かに声量やミュージカル独特の歌唱については、芳雄さんに歩がありますが、光一さんが現れた瞬間、その佇まいの美しさだけで、観客の心を掴んでしまうのです。
もちろん、歌もダンスもすばらしいのですが、厳しい芸能界、しかもアイドルとして、長年第一線で活躍している「堂本光一」という磨き上げられた才能が、舞台上に存在するだけで光を放っているから多くの観客は心を奪われるのだと思います。
光一さんは、自分の意見を押し通して掴んだ舞台『ナイツ・テイル』で、さらに進化していくことでしょう。
まとめ
今回は、「日経エンタティメント11月号」の『エンターティナーの条件』の感想を書きました。
「今月のメモ」(『エンターティナーの条件』の小コーナー)は『デュオ本兄弟』の話でした。
『デュオ本兄弟』と『KinKi Kids』が、歌一筋のプロフェッショナルな点や笑いに包まれた不思議なCM発表の様子から、絶妙なコンビネーションでシンクロしていると言及されています。
日経BP社 2018-10-04
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