『ナイツ・テイル』千穐楽後の打ち上げ 堂本光一さんはF1、井上芳雄さんはトークの話「井上芳雄 by MYSELF」

先週までは帝劇終りで、（ラジオに）駆けつけてたんですけど、帝劇『ナイツ・テイル』の公演が無事に千穐楽を迎えまして、ありがとうございます。

色々ね、すごい取材、終わってからも、取材いっぱい来てくださって、堂本光一くん様々というか、皆さんに愛してもらった公演だったんですけども。ボクはあんまり公演中は、打ち上げとかその飲み会とか、行けなかったんですね。

さすがに千穐楽の後は、みんなで打ち上げしまして、結構カーテンコールでもいろんな話をして、取材でもいろんな話をしたんですけど、周りの共演者とか、後輩の子たちが「芳雄さんのトークがよかった」って、「ツッコミがすごいい」みたいな、あんまりしゃべったことがないような若い子とかも酔いに任せて、ボクのトークをほめちぎってくれちゃったもんで、すごいいい気持ちになって、結構酔っ払って。

ひょいと、迎えに座っている堂本光一くんみたら、F1の話をめっちゃしてました。

さすがにね初日はもう動けなかったですね。いろいろやりたいことがたくさんあったんですけど、全然動けず、久しぶりに寝たきりみたいになっちゃって、それぐらいやっぱ体疲れてたんだなぁと思いました。

そうなんです。よく聞かれるんですけど、あの1箇所だけ光一くん演じるアーサイトともの食べながらしゃべるとこあるんですけど、そこだけ本当にものを飲んで食べてますよ。

パンとシカ肉という名のソーセージと飲み物なんですけど、最初ジョンが、食べたらって言って、途中でどっちでもいいよって言ったんですけど、食べる芝居をする方が、そっち神経使うから食べますって、毎回用意してもらってるんですけど。

本当に美味しいんですけど、ただその後ずっとしゃべりながら食べてるし、その後戦わなきゃいけなくて光一くんと。

なんか飲み込みきれないとか多くて、いつも口の中で、肉残ったまま戦ってたり、結構大変なんですけどね。

あといつも同じパンなんですけど、スタッフさんがちょっと今日、いつものパン屋が休みで、違うパンですっていうときあって。週一回くらい、「今日のパン固えよって。」

あとはシカ肉という名のソーセージは、一口だけ食べるんであと残っちゃって、どうなるかというと、その後出演者やスタッフのおつまみになってるって言ってました。

やっぱり本当に、実際食べながらしゃべるって言う方が、リアリティがあるんで、ボクは食べたい派なんですよね。あんまりないんですけどねそういう舞台。消えものって言うか毎回、費用もかかっちゃうし。

これもね気になりますよね。今回は盆って言って、回り舞台になっている上に、八百屋っていう傾斜がある（舞台）、だから二重苦っていうか、やってる方としては斜めだわ、回ってるわすごいことになってるんです。

何を頼りに、番号がね、よく日本の舞台は、舞台の前面にボクたちに見えるように書いてあって、『下手一番』立ってくださいとか、『上手二番』とかあるんですけど。

欧米ではあんまりそのやり方しないみたいで、外人の演出家の人はあんまり好まないんで。たぶんね、今回は、ないんじゃないかな番号が、だから景色で覚えるしかないですよ。客席のこの1個目の通路の前とか、あと微妙に線が入ってる床に、その線を見ながら。

光一くんが「芳雄くんについて気づいたところは」みたいな質問時に、二人でセンターを割るっていうか、真ん中をはさむことが多いんだけど、「気づいたら芳雄くんがセンターにいることがあるんだよね」って言われて。

恥ずかしいってなって、センターマンなところが出ちゃって、言い訳じゃないですけど、今回そんなにセンターは、はっきり書かれてないし、実はボクたちにしか見えないセンターランプもあるんですよ。すごい見て、やってたつもりなんだけど、出ちゃってたセンターマン。

いろいろ気にしながらやってるんですよ。

人にはよりますけど、やっぱり多少緊張はしますよね。先生とか演出家とか先輩とかダメ出しをくれそうな人たちは、緊張しますけど、でも嬉しいなと気持ちもありますしね。

楽屋によってくれるの嬉しいんだけど、自分もそうなんですけど、何言ったらいいんだかとか、緊張してうまくしゃべれない人もいるんです。

面会に来てくれたが、空白（間）がいやなんで自分から結構しゃべるんですけど、舞台終わった後で疲れてるから、オレなに、頑張ってしゃべってんだろうって思うときはあります。