堂本光一さんのバラ風呂写真秘話「KinKi Kids どんなもんヤ」2022年6月27日レポ・感想

ピースを逆にするんだ。

こういうのわからへんわ。

めちゃくちゃ大変だったんですよ。

工程をお話しすると、一個一個つんで湯船に浮かべ、入り撮影、そのあと湯船から出て、一回その花びらを撤去し、水を抜き、身体を洗うって作業に入るんです。

だからめちゃくちゃめんどくさいんですよ。

今年は花びらをつまずに、バラの一個一個、根元から切って浮かべてやったんです。

湯船から出て、撤去する時間も短縮できるんで。

だから前回よりは、数も少なめで湯舟全体を花びらで覆ってないんですよ。

もしも全身映ってたら、えらいことになってますよ。

「丸見え子ちゃん」な感じになってますから。

ほんとに立場によって考え方、物の見え方って違ってくるんですよね。

そこがすごく難しい部分だと思います。

例えば、『SHOCK』だってそうですよ。

ライバル役の子はオレに、「おまえはもうステージに立つな！」と言われて、パワハラみたいなこと、よく言われるんですけど。

でもボクが演じている役の立場から考えると、大劇場に行ってしまった時、これ以上絶対に失敗することはできない、失敗すると彼らのためにもならないからこそ。

どう思われてもいいから、自分は厳しい言葉を言うって立場なんですよね。

これは、ほんとに難しいことだと思います。

でも「余計な仕事をしなくていい」と言われたから、「もうしない」っていうのも、違う気がするんですよね。

だからその時に感じたことを誠実にやっていくことが必要じゃないかと思います。

言われたことに対して、自分が納得いかないと思った瞬間こそ、発見なんですよ。

新たな発見と思って、今一度自分の中で考えてみるって、必要かもしれないですけどね。

ボクはそうしてます。

緊張するからこそ、自分を超えていくことができるんですね。

ボクがよくやるのは、当たって砕けろ精神ですね。

その状況になった時、思い切ってやって、失敗してもこれは仕方ないですよ。

そこでなぜ失敗したんだろうって、分析できるじゃないですか。

思いっきりやらずに失敗してしまったら、原因がわからなくなるんですよね。

だから思い切ってやることが大事だと思います。

失敗を恐れないこと。

そうするとたぶん緊張にも飲まれなくなるんじゃないかな。