ナイツ・テイル-騎士物語-

2度目の観劇 梅田芸術劇場『ナイツ・テイル -騎士物語-』2018年9月26日(水) レポ

『ナイツ・テイル』パラモン役の井上芳雄

この記事は、2018年9月26日に2度目の観劇をしました『ナイツ・テイル -騎士物語-』梅田芸術劇場メインホールでの公演について書いています。

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2度目は3階席で観劇

しとしと雨の降る9月26日(水)『ナイツ・テイル』ソワレ(夜公演)に行ってきました。

雨の梅田芸術劇場

梅田芸術劇場のすぐ目の前のパスタ屋「ラパウザ」で食事をして、コンビニでお茶を買い、いよいよ観劇に向かいました。

トマト4とベーコンのパスタ

今回は、3階席での観劇でした。どの階も客席は満員で、3階席では男性は5名ほど、後はすべて女性でした。上白石萌音さんも出演されているので、若い男性もいるのかなと思いましたが、男性の年齢層は高めで、女性と一緒にきている方が多かったです。きっとご夫婦でしょうね。

前の席の女性のスマホの待ち受けが、ちらっと見えたのですが『SHOCK』の堂本光一さんでした。光一さんファンが多いのかなとの印象でした。もちろん私も待ち受けは光一さんです。

公演中の拍手などで感じたのですが、井上芳雄さんのファンや音月桂さんの宝塚時代からであろうファンの方もたくさんおられるように感じました。

堂本光一さんと井上芳雄さんはアーサイトとパラモンそのもの



始まるとまず、アンサンブルのダンスに圧倒されました。身体能力がすごく高いです。厳しいオーディションを勝ち抜いて役を得た方々の圧倒的なパフォーマンスでした。

それにしても芳雄さんの声量は、やはりすごいです。きれいな歌声、圧倒的な歌唱力、一言一言の言葉がきちんとわかりやすく観客に届けられます。

『ナイツ・テイル』パラモン役の井上芳雄

光一さんも、前回観劇したときより声が出ているように感じ、芳雄さんを前に一歩も引かない歌とダンス、そしてその美しい容姿で観客の心を鷲づかみでした。

 

『ナイツ・テイル』アーサイト役の堂本光一さん

光一さんと芳雄さんの声は、似ているのか、二人が一緒に歌うとすごく心地よく、息が合っているのが伝わり、劇場内が幸せな空気に包まれます。

さらにアーサイトとパラモンの関係が、光一さんと芳雄さんの関係そのままに感じられて、アーサイトの背の低いことをいじるところが何回かあるのですが、しっかり笑わせてもらいました。

『ボクらの時代』や会見などで芳雄さんが、お芝居や殺陣が苦手と話していましたが、そんなことは全く感じられないくらいでしたし、セリフもすごく聞き取りやすく、笑わせるところは、笑わせ、殺陣も上背があるので、ダイナミックで美しかったです。

『ナイツ・テイル』の堂本光一さん&井上芳雄さんと神田沙也加さん対談『ボクらの時代』

現在、芳雄さんが日本のミュージカル界のトップにいる理由がよくわかりました。

私は、『ナイツ・テイル』で光一さんと共演するまで、芳雄さんのことは、ほとんど知らなかったです。

芳雄さんは、以前出演された「アウトデラックス」で、チケットが売れにくい平日の中日は、チケットを売るため「トークショー」が入れられると発言されていました。

井上芳雄さん 「評判が良い舞台は基本的に観ない。あれヤバイって聞くと、ちょっと観てみようかな。」

『ナイツ・テイル』でその認知度がさらに高まり、ミュージカルが盛り上げれば、平日の中日の「トークショー」がなくなる、(そもそも井上芳雄さんのミュージカルはチケットが取り難いのかもしれませんが)のではないでしょうか。

できれば、井上芳雄さんの「トークショー」すごく面白いと思うので、観てみたいです。

3人の女性が主人公

『ナイツ・テイル』の本当の主人公は、「エミーリア」と「フラビーナ」、「ヒポリタ」の女性3人でしょうか。

『ナイツ・テイル』エミーリア役の音月桂さん 『ナイツ・テイル』フラビーナ役の上白石萌音さん『ナイツ・テイル』ヒポリタ役の島田歌穂さん

アーサイトとパラモンは幼稚で感情がころころ変わります。シーシアスにしても古い考えにしばられ、そこから抜け出すことができません。

『ナイツ・テイル』シーシアス役の岸 祐二さん

これに対して、女性陣はみな自分の意志をはっきり持った自立した女性です。

3人の女性の強い意志の前では、アーサイトもパラモンもシーシアスさえも子供のようで、結局『ナイツ・テイル』は、女性の手の中で、踊らされている男たちの喜劇と言えるかもしれません。

「エミーリア」役の音月桂さんは、宝塚で鍛え上げられた、歌とダンス、女性らしい繊細さを表現しながらも、時折、宝塚の男役時代の凛々しさが顔をのぞかせ、のびやかで美しい歌声と容姿、ヒロインとして観客の心をとらえていました。

「フラビーナ」役の上白石萌音さんは、繊細な表現力、優雅でやわらかなダンス、そして透き通る歌声、かわいらしく美しい容姿、まるで妖精のようでした。

牢番の娘の悲しみ、舞台終盤でむかえる喜び、上品であり、情熱的でまさしく「平成のオードリー・ヘップーン」*です。

(*「Shall we ダンス?」の周防監督が映画『舞妓はレディ』で上白石萌音さんを「平成のオードリー・ヘップーン」と称した。)

他の出演者さんたち



出演者の方のツイッターを毎日みているので、どの方にもすごく親近感が湧いています。

舞台を観て、多くの人に感動を与える演者さんたちの輝きが、すごく眩しく感じました。

光一さんや芳雄さん、音月さんを観て、ミュージカルに憧れる方は多いと思いますが、これらの演者さんを観てこの世界を目指される方も多いかもしれません。

しかし、生半可な努力やちょっとした才能だけでは、『ナイツ・テイル』のような舞台にはとても立てないでしょう。

それくらいすばらしい舞台でした。

まとめ

今回は、2018年9月26日に2度目の観劇をした『ナイツ・テイル -騎士物語-』梅田芸術劇場メインホールでの公演について書きました。

moon

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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関西在住です。 事務の仕事をしています。 堂本光一さんの大ファンです。 東京、大阪、福岡、横浜など日本全国へEndless SHOCKの公演、光一さんのソロコンサート、KinKi Kidsのコンサートがあれば遠征します。

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